第四回目は、僕の考えるサービスロボットについての話を紹介したいと思います。
サービスロボットは、2020年現在の今後、成長が著しく見込まれるロボット群です。
サーボスロボットのインフラは、前に紹介した通りIOTと5G通信、そしてビックデータのネットワーク網ですが、5G通信のインフラ以外は、サービスロボット側の機能として付帯することが出来そうです。ただ、ロボットの性能のカギを握るのが人工知能なだけであとはオプションで組み込むことができるのです。
ロボットに感覚をもたせるのは、研究が進んでいるものの最先端の技術で開発途上にあります。
ただ、同じ匂いを持たせたゴキブリと共棲するロボットとか、培養菌の出す成分で制御されるロボットなど実際に研究開発されて出来ているので、ロボットに感情の前段階である感覚をもったサービスロボットが一般普及するのも時間の問題だと思います。
様々なセンサーの捉えた様々な感覚として検知した多岐にわたる複雑な情報の処理によって感情類似の反応が醸し出され、感情を表現するロボットが出てくるのも推測できます。
ただサービスロボット全体に感情が必要なわけではないと思いますので、ロボットが感情を持つというのは行き過ぎかもしれません。
究極的なロボットの未来像として、鉄腕アトムやドラえもん型ロボットなどがあるのですが、まだまだファンタジックな話なので、個人的にはそれを目標にはしませんが、目的型ロボットとしてサービスロボットを考えています。
自分たちの生活が、必ずしも理路整然とした目的をもっているわけではないですが、社会的生活にロボットが一緒に溶け込みつつも何らかの役割をロボットにもってもらい期待に応えてもらうロボットが必要です。
皆さんは、どんな役割と目的に応えてくれるロボットを必要とするでしょうか。
炊事、洗濯、掃除でしょうか。現在抱えている仕事の一部代行でしょうか。
それとも一緒に趣味や遊び相手をしてくれるようなサービスロボットでしょうか。
ただまだ、こうしたロボットをつくるのは、かなり難しく強いて言えばカレーライスをつくることすらできないのです。
でも、カレーの特定のルーだけならなんとかなりそうです。また、たこ焼きなど特定された焼き専門ロボットも問題なくできます。現状、ロボットにとっては選択肢が少なく、周りの情報が作業を進めていく上で、収束されていくか限定的な場合のみロボットに任せることができるような状態が現実です。
例えばですが、コミュニケーション専用などと大括りに侮ってはまだいけないのです。
ロボットになぜは禁物、コミュニケーションロボットならコミュニケーションの目的や内容の限定性がなければならないのです。
本日は、ロボットが期待される一方で、まだまだ機械としての事情が大きいことを紹介しました。ここまでご精読ありがとうございました。